トレンチコートの特徴と着こなし方、結び方は?

毎年冬になると定番アイテムとして紹介されるトレンチコート。現代においてはメンズ、レディス問わず気軽に取り入れられていますが、これが第一次世界大戦の戦時下で誕生したものだということはご存知でしたか? 前線で戦う兵士のために、「アクアスキュータム」が開発しました。手りゅう弾を下げるために設けたベルトの丸い金具、水筒をかけるための肩のエポーレット(肩飾り)、ライフルの銃床を支えるための右胸の当て布、襟元から冷たい風が入らないように設けたチンウォーマーなど、一つひとつが機能的。戦うために生まれたコートなんですね。そういう意味では、スーツで戦うサラリーマンが戦力アップするためのコートとして、今でもその性格を引き継いでいるのかもしれません。上手にトレンチコートを着こなす男性は、仕事ができそうに見えますから。いつの時代も愛用され続けるトレンチコートですが、特に2008年春夏はトレンドでもある「トラッドテイスト」を演出するアイテムとして、さらに注目を集めています。

トレンチコートの選び方と着こなし方

トレンチコートは上手に着こなせば相手にスマートな印象を与えることが可能です。そのためビジネスの場面で多く用いられています。働き盛りの年代なら、本家本元の「アクアスキュータム」や「バーバリー」、さらに「ポールスミス」などを選ぶのが良いでしょう。しかしながら正式の場には向いていないので、そのような場面ではトレンチではなくステンカラーのコートを選んだ方が無難なようです。最近では10〜20代前半の若い男性でもトレンチコートを着ている人をよく見かけますが、そのくらいの年代にはミディアム丈がおすすめ。デニムに合わせやすい若い感覚のデザインも多く登場しており、光沢感のあるストレッチ素材が人気のようです。素材でいえばウールなら防寒性もアップするので、寒い時期でも重宝しますね。ただしウールをビジネスの場面で使うのは避けた方がいいと思います。また取り外しできるファーの付いたものなら、そのまま着てカジュアルに、ファーを取り外してキレイ目にと2つの表情を演出することが可能です。

ベルトの扱い方

女性がトレンチコートを着る場合には、ベルトを後ろでリボン結びすることが多いですよね。男性の場合、ベルトはどのように処理するのだろうと考えるとあまりバリエーションがないように思います。驚いたのはノーマルにバックルに通すのはオシャレに見えないということ。ベルトなのだからバックルに通すのがスタンダードだと考えがちですが、ダサく見えてしまうそうです。ベルトのオシャレな処理は2通り。まずは腰骨より少し上の部分でキュッと結ぶ方法。正面からあえてずらした位置で、喋々結びの輪を一つだけ残して結びます。これは女性でも実際に取り入れている人をよく見かけますね。そして最もスマートとされるベルトの処理は、両端を左右のポケットにそれぞれしまうという方法。あまり見たことはないのですが、これが一番オシャレなのだそうです。ベルト一本で印象をがらりと変えるトレンチコート。この処理の仕方がオシャレな着こなし方のカギを握っているのかもしれません。

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